
帰省中に1/1000ヤマトを完成させました。
実働15時間ほど。
オヤジが最近プラモづくりにはまっているので道具も塗料も不自由しない。
本当に助かります(笑)
撮影は会社貸与のスマートフォン。恐るべき性能に舌を巻きました・・・


こういう塗装、仕上げには当然賛否両論あるでしょう。私としては片道14万(16万?)8千光年、補給も受けず戦闘の連続で航海し続けた艦は例え宇宙空間であれドロドロに汚れ、くたびれているはず、という自分の素朴な思い込みに従っただけです。

表面のテクスチュアはこんな感じ。ラッカーでブーッと基本塗装をエアブラした後、エナメルのフラットブラック、同じくエナメルのミディアムブルー+白で、ウォッシングともドライブラシともつかない感じで筆目を入れていく(当然塗料は薄々)。時には指で塗料ぬぐったりしてやりたい放題。さらにアクセントでエナメルのクリアーオレンジ。サビ? それとも油汚れ? どっちにしても22世紀末の宇宙戦艦とは思えない。デスラー肝いりのガス生命体に襲われ、さらにアルファー星のコロナで灼かれた跡、とでも思ってくださいな。
ちなみに、MJ号と同じく表面は結構テカテカ。ツヤは生命感、躍動感につながると思います。間違ってもつや消しクリアーなんぞを吹くつもりはありません。

バンダイの1/1000ヤマト、艦体の美しく精妙なラインにはため息がでました。40年近くにわたる紆余曲折の経緯はともかくとして、結果的に架空のメカの立体化でここまで磨き抜かれた曲面が出せるとは、と感動せざるを得ません。とはいえ、初放映時、オープニングアニメーションを作画された方には、このラインがすでに本能的に見えていたのでしょう。その後の歳月は、それを再発見するまでの長い道程だった、と思いますね。
モデラー必作の逸品です。
スポンサーサイト